こんにちは!ウッドレジンの作り方ブログ書いてます
ねこの幸福屋のkeiです!
今回はエポキシ樹脂を混ぜた時にできる気泡の消し方をご紹介します
エポキシレジンは主材と硬化剤を混ぜ合わせると硬化が始まります
最初は気にならないのですが、いくつか作ると思うんですよね
泡!無くしたい!
わかりますよ!理想の宝石作りましょう!
本編前に自己紹介です
- ウッドレジンでアクセサリーやオブジェ作ってます
- 始めた頃の泡対策はタイトルでそれっぽくしてました(ソーダやしゅわしゅわなど)
- でもコントロールしたくなりました
- 仮説立てまくって実験をして今があります!
ありがとうございます!では行きましょう!
混ぜた時にできる泡の消し方
今回使用したエポキシレジンです
現在も作品に使用しているエポキシレジンです
早速ですが【結論】放置します
泡は、室温25度で15分くらい放置するとほとんど消えてくれます
そう!とっても簡単!
そもそも卵かけご飯作る勢いで混ぜたのですが、泡はあまりできませんでした
さらに15分、合計30分放置すると…
合計で30分放置した頃には、目視では見えなくなり、マクロレンズでも撮影できませんでした
これでも消えない場合は
- レジンの温度が低すぎる
- レジンの温度が高すぎる
- モールドなどに気泡がくっついてる
- 【別件】エポキシレジンの種類にもよる
問題は山積みですね
解説して行きます
エポキシレジンの温度が低すぎる
レジンは硬化剤と主材を混ぜることにより、反応し硬化していきます
泡は液面に向かって上昇していき、最終的には液の表面に到達して破れて消えます
しかし室温が低いと反応中の熱は低くなり、レジンの粘度は高いままなので、泡が液の表面に出る前に硬化します
寒いところではちみつを混ぜたら、ドロドロで泡なんて破れそうにないですよね
あんなイメージです
冬場などによくあるので、室温の高いところで作業するなど対策が必要ですね
エポキシレジンの温度が高すぎる
説明書に記載してある量より多く混ぜ合わせたり、厚い作品を作ろうとした場合、触れないくらい熱くなることがあります
そうすると、大きくなった泡が破れる前に固まってしまいます
片栗粉大量に入れて強火で加熱!みたいな感じです
夏場によくあるのでエアコンの効いた部屋で作業をおすすめします
モールドなどに気泡がくっついてる
こいつ!突然取れやがります!
そのまま止まってくれたらいいのですが
液内で破裂して泡だらけになることも!
モールドなどにエポキシレジンを流し込んでる時にできた泡は、くっついてしまうことがあります
爪楊枝や針金などを使って、ゆっくり泡を取り除きましょう
【別件】エポキシレジンの種類にもよる
今回使用したエポキシレジンは、30分放置することにより泡を除去できます
しかし世の中には沢山のエポキシレジンがありますよね
波を作るようなエポキシレジンや、すぐに硬化するよう設計されたエポキシレジン
放置で泡の除去ができないものがあります
というより泡が液面に来る前に硬化してしまいます
エポキシレジン選びは用途によって選ぶか、おすすめされてるものを購入するのが無難ですね
僕はよく真空脱泡機を使うのですが、そのような設備が必要になってきます
まとめ
いかがでしたか?
- 温度が低すぎると粘度が高くなり泡が消えない
- 温度が高すぎると泡が大量に発生する
- モールドなどにくっついた泡は取り除く
- レジンの種類によっては消えない
数ある中からお気に入りを探すのはとても大変だと思います
これからもいいエポキシレジンや方法があればどんどん紹介していきますね
ピカピカの水みたいな作品楽しみにしています!
このブログがあなたの挑戦の後押しとなることを願っています!